糖尿病が心筋梗塞や脳梗塞の原因になります。
日本おける死因の第1位はがんです。第2位が心臓疾患であり、脳血管疾患も死因の上位に入っています。糖尿病を患っている方は、糖尿病を持っていない方と比べて、心筋梗塞や脳梗塞を発症する危険性が数倍高いことがわかっています。糖尿病や糖尿病合併症に伴う症状がないような方でも、突然の胸痛で倒れたり、呂律が回らなくなったり、手足の麻痺が出現し、救急搬送に至ることがあります。
動脈硬化を防ぐためには、それに関与するさまざまなリスクの管理が重要です。糖尿病患者において血糖値、血圧(減塩)、脂質、体重、禁煙などを総合的管理することが動脈硬化の進展抑制に有効であることが報告されています。クリニックでは栄養指導、薬物療法などを活用し、リスク管理のお手伝いをさせていただきます。
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